俺を褒めないでくれ。

みなさん、今日も心にも思ってないお世辞言ってますか!

 

俺の性格は捻くれ者だから、自己評価に0.9倍、向上心に1.1倍補正がかかっている。

そんなだからまあ何かしら努力はするんだけど、それを誰かに褒められるっていうのがそれはもう苦手で苦手で。

例えば、いっちょ気合い入れてお料理をし、誰かとそれを食べるとしましょう。「美味い」はすげえ嬉しい。でも「凄い!」はなんか嫌なんです。「いや凄くはねえよ」と。

「美味い」は料理への評価であるのに対し「凄い」は作り手の俺への賞賛だからだ。

 

すごく失礼な話だと自覚はあるんだけど、自己評価と他人からの賞賛にズレがあると「こいつ適当に誉めてやがんな」って思って、なんかこう、冷めてしまうというか……。ないですか?こういうの。

 

でも自信のある点を褒めてもらえたりなんかすると、もう絶好球。場外ホームランよ。尻尾ぶんぶん丸。それだけで一気にその人のこと大好きになってしまう。

 

ちなみにここまでの400字、ただの振りです。「まんじゅう怖い」の要領ですわ。褒められても素直に受け取ることができないだけで、ストライクだろうがデッドボールだろうが嬉しくはあるのでドシドシご応募下さい。

 

ただ、もっと素直に他人の好意を受け取れる人間に生まれたかったなっていう厳選失敗談でした。どっとはらい