ノイズと、熱と、情景と、pk shampoo

女はな、音楽聴くのに向いてねえよ。(暴論)

 

やれ演出がどうこう、やれ顔やら服やらツイッターやらインスタやら、もう聞き飽きたし興味ねえんじゃこっちはよ。曲と歌詞とライブパフォーマンスの話だけしろ、分かったか。彼女の誕生日よりライブ優先してごめん。許してください。ほんとごめん。

 

でもライブハウスにいる女の数とバンドの質は反比例するっていうのが俺の持論です。そういうしょーもないことを求める女が多いせいで、そういうしょーもないことをバンドが気にし始めて、しょーもないバンドになっていくんです。なあ、スミなんとかよお。セックスしたことないですみたいな顔しやがって。ズルいぞ。

 

着地点が分からんくなってきたので本題に入ります。男と、耳が子宮になってない女と、ザリアみてえな女に是非知ってほしいバンドがいます。pk shampooといいます。

 

 

https://m.youtube.com/watch?v=YtlIShICcyk

 

このpk shampoo、やることなすことすごいんだよな。実はこんなコードでノイズ混じりの爆音バラードで詩的でって音楽(たぶん)今までなかった。無から有を生み出している。

というのもだいたいの曲ってルーツがあって。ラーメンで例えると、元のラーメン(ルーツ)があった上でトッピング(メロディ)とかスープ(世界観)とか麺の硬さ(テンポ)とかそういったものをアレンジしていってオリジナルとして提供されてるんだよな。

例えばポルカだったら椎名林檎だし、amazarashiだったらブルーハーツだし、みたいなルーツがだいたいある。ところがpk shampoo、どっから材料仕入れてんのか、その材料がなんなのか、どんな製法なのか全く分からんし予想もつかん。出てくるのはラーメンじゃないし。でも出てきたそれは超美味いっていうめちゃくちゃしやがる。誰も何も解説してくれない食戟のソーマ

 

どの曲のどの部分を切り取っても美しい。だけど俺が特筆したいのは歌詞だ。

 

思えばゆらゆらゆらゆら僕の心風に吹かれてたり、踊ってない夜を知らなかったり、最高のシックスセンスでダンスダンスダンスしてたりした時代。

あの頃から時間も随分経ち、邦楽ロックもダンスロックからシティポップから残響系やらニコニコ系と流行り廃れ、今はロックサウンドにエモい歌詞を乗せた音楽が流行っているように思う。こんな時代が来るとは思わなかった。こんな時代が来たというのになぜグッドモーニングアメリカは死ななくてはならなかった?みんながたなしんしか見てなかったからか?当時1、2、3、ファイアーしてた奴らはtetoが理解できてるのか?色んな疑問が降って沸きファイアーしていくが、今この時代ならpk shampooはこれから間違いなくハネる。例えこの時代が終わろうとお前らのような耳聡い連中はpk shampooを忘れない。きっと、pk shampooが時代を変える。

 

https://m.youtube.com/watch?v=wOffFSobGkc

メロディが鳴呼で落ちるのが最高。

 

死んでしまったほうがマシなくらい

冷たい夜もあるけど 空のオルゴールがまた 次の朝をまわすよ

 

 

https://m.youtube.com/watch?v=VgfvDWqSrZs

もう暇さえあればこの神崎川っていう曲を聴いてるし口ずさんでる。

きらきらぼしが流れるイントロ、そしてアウトロにもきらきらぼし。哀愁が漂ってる。

 

お前らのいう"エモ"なんて全部偽物。カス、ゴミ、パパカツ、通知表全部1。これが本物の"エモ"だ、覚えとけ。

君をさらおうと手を繋いだ あの神崎川、今も覚えてる 「星がみえるよ」「星がみえるね」 天の川の声がした

 

あの夜は定規をあてて測るにはちょっと変な形してたけど

 

 カラオケで聴いた愛の歌、排気ガスでなぞる夏 死にかけのパンクロックを 鳴らすたびに思い出す文化包丁の白さ 覚えてる、覚えてる あの神崎川の風

 

もうヤマトパンクスは詩人になれ。俺が2億冊詩集買うから。誰かのために歌われた歌ではないけれど、ただただ美しい。情景が溢れてくる。いとおかし。

歌詞についての良さは語り尽くせないほどあるが各々が感じ取ってくれればそれでいいと思ってます。各々で感じ取ってください。

 

本当にオススメをしようとすると全部の曲のurl貼らなくちゃいけなくなるのでここで止めます。終わり!

 

僕が星になれたらなぁ